エアバルブ(チューブレスバルブ)の見分け方
エアバルブ(チューブレスバルブ)って交換した方がいいのは知ってるけど、自分の車はどのエアーバルブがついてるかわからない・・・そんな方にもわかりやすく画像付きで解説いたします!
ゴム製エアーバルブ(TR-413/414)
特徴
最も一般的なバルブでほとんどの純正ホイールにはこのタイプのエアバルブが取付られます。
短いものがTR-413で長いものがTR-414です。
純正メーカー
TR-414は日産、スバル、マツダのお車に取付けられていることが多いです。
TR-413は前述以外のほぼすべてお車に純正採用されております。
ゴムバルブ(TR-413・414) | ¥300 |
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ゴム製ショートバルブ(TR-412)
特徴
ショートバルブは社外ホイールのRAYS HOMURAなどの一部のホイールで取付られております。
現状のスチールバルブやゴムバルブをショートバルブに交換される方のほとんどはドレスアップ目的の方が多いですが、サーキットなどのレース参戦時にスチールバルブでは折れてしまうことがあるため、破損を防ぐ目的で交換される方がおります。
純正メーカー
純正で車両に取り付けられていることはほとんどございません。
アバルトの一部車種で採用されています。
ゴム製ショートバルブ(TR-412) | ¥400 |
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メッキスリーブ付きゴム製バルブ(TR-413)
特徴・メリット
カバー付きのため紫外線や汚れなどが直接ゴム部分にあたらないようにし、ひび割れなどの劣化を減らすことできます。
見た目も普通のゴムバルブと比べオシャレなため、ドレスアップ目的で取付られる方もおおいです。
社外ホイールのゴム製バルブが取付られている多くのホイールにもカバー付きのバルブが取付られていえることが多いです。
純正メーカー
レクサスで採用されておりました。
2023年現在ではレクサスの新車は全て空気圧センサー付き車となりバルブもゴム製ではなくなりアルミ製となったため純正採用メーカーは現在はほとんどないと思われます。
メッキスリーブ付きゴムバルブ(TR-413) | ¥400 |
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スチールバルブ(クランプインバルブ)
特徴
社外ホイールの多くのホイールで採用されております。
スチール製で表面にはメッキやアルマイト加工がされているためタイヤ交換時に本体は交換する必要はほとんどありません。基本的にはゴムパッキンなどの消耗品交換をタイヤ交換時に行うことをオススメいたします。(錆び、クラックなど状態によっては交換をオススメすることもございます。)
純正ホイールでもドレスアップ目的などで取付られている方も多く見受けられます。
メーカーによりスチール製、アルミ製のものがございます。
純正メーカー
ほぼ社外ホイールでのみ使用されているスチールバルブですが、純正で空気圧センサー付き車などはアルミ製のクランプインバルブが取付られております。
パッキン交換
画像の銀色の部品は基本的に交換しません。
交換するのは黒色のゴムパッキン部分になります。
バルブコア
バルブコア(ムシ)は空気の逆流防止用の弁です。
画像では非常にわかりづらいですが内部にスプリングが入っていて空気を入れることはできるが出ることはできないようになってます。
スチールバルブパッキン | ¥500 |
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バルブコア | ¥50 |
まとめ
あまりご自身の車にどんなバルブがついているかなんて気にしたことないと思います。
普段は気にする必要はないですが、タイヤの交換時には是非気にしてあげてください。
基本的にエアーバルブは都度交換をオススメしております。
BRIDGESTONEやMICHELINなどの大手タイヤメーカーもタイヤ交換時のバルブ交換を強く推奨しております。
バルブはタイヤを外さないと交換ができません。
手間や工賃が2倍にならないようタイヤ交換時にはバルブの交換を!!